2013年2月23日土曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~あざみ野校編~

第5回は、あざみ野校からです。



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慶應横浜初等部開校の影響が懸念された横浜地区の私立小学校入試を概観していきましょう。


新設校の開校は、入学者の取り合いになると懸念する向きもありますが、桐光学園小学校、森村学園初等部などの志願者は増加しました。

「“荏田”にお住まいですが、“慶應”はご覧になりましたか」と、面接時に聞かれた方もいらっしゃいました。


初等部がきっかけとなり、新たに小学校受験を目指すご家庭が増えたことがうかがえます。


10月中に行われる神奈川県内の私学入試が一段落した後の11月中旬から下旬にかけて横浜慶應初等部の一次考査・二次考査が行われました。

考査内容に関しては、個別考査と行動観察を重視するようになった桐蔭学園小学部のほかには目立った変更はありませんでした。

1,300名もの志願者を集めた慶應横浜初等部の入試内容をご紹介しましょう。

一次試験は、スピードを要求されるペーパーテストでした。

その点に関しては、暁星小学校の形式に似ています。

生き物や積み木の数を数える「数量」のほか、「お話の記憶」「空間知覚」「絵や図形の模写」などのバランスの良い出題でした。

一次合格者は434名。続く二次試験は「リズム体操」「表現」「連続運動」「自由遊び」「工作」と、概ね慶應幼稚舎の考査内容に近いものでした。

最終合格者の発表は慶應大学三田校舎正門で行われました。

男子66名、女子42名、補欠男女各10名の発表でした。

既にご自宅のインターネットで結果をご覧になったうえで、記念写真を撮りにいらっしゃったご家族の笑顔が印象的でした。



H26年度入試は、“江田”駅にある慶應横浜初等部の新校舎での初めての考査となります。

神奈川県内トップの受験者数になることは間違いないでしょうが、考査内容や形式は試験場変更に伴い、見直しがなされるかもしれません。

小学校入試では、お母様方の情報収集力も合格の鍵を握ると言われていますが、お子様にはバランスの良いカリキュラムで学ばせ、どんな出題にも対応できる力を身につけさせていきたいものです。









2013年2月20日水曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~所沢校編~

第4回は、所沢校からです。


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所沢校では、「年中」からお通いのお子様が多く、
この時期から楽しく通園し、机に向かうこと・勉強することに自然に慣れて頂きました。

「習うより慣れよ」という言葉があるように、実際に経験して体で覚えていくことが非常に大切です。

幼児教室の新年度は11月ですが、埼玉の私立小入試は9月に始まります。

幼稚園でも「年長さん」とよばれる4月には、受験まで半年を切り、母子ともに忙しくなっていきます。

この時期から小学校の学校説明会や学校行事などが始まります。

興味のある学校・志望する学校へと可能な限り、足を運ばれるお母さま方のスケジュール表は、いっぱいになります。

そのご苦労が、願書を書く際の志望理由や保護者面接の土台になります。


願書を書く練習、面接の練習も、一朝一夕で出来るものではありません。

お母さま、お父さまには、春から秋の本番まで、幼児教室に足を運んでいただきます。

そして、教室では、そのお手伝いと指導をさせて頂きました。

それぞれのお子様の個性とご家庭の教育観やご希望をお聞きし、それをいかに表現し伝えられるかをご一緒に考えさせて頂きました。

また、模擬テストなども出来る限り受けて頂きました。

お子様にとって、生まれて初めての受験です。

テスト慣れ(場慣れ)は大切です。

お母さま、お父さま方には、その点数や判定に一喜一憂したり、指示行動の難しさに、ため息をつかれる事も多く見受けられました。


そして、暑さ真っ盛りの夏期講習、直前講習にも毎日お通い頂きました。

「時間をあけると、すぐ忘れてしまう」のは、幼児期には当然のことです。

それは、お母さま、お父さま方も日頃実感されていることと思います。

毎日通うことで、柔らかいお子様たちの頭と体にしっかりすり込まれていきます。

指示行動・行動観察・体操・共同制作などを毎日訓練することによって、集団での思いやり・協調性なども学んでいき、夏から直前までの成長は著しく、頼もしささえ感じられてくるものです。

毎日楽しく通う笑顔に溢れていたお子様たちの姿がとても印象的でした。


お母さま、お父さま方も「出来る限りのことはやった、頑張った」というお気持ちで臨まれ、達成感のある受験、そして合格に繋がりました。

「小学校受験」という緊張感の中、お母さま方の間での思いやり・励ましあい、・優しさに温かい一体感が感じられました。

また、身のこなし・謙虚な気持ち等、お母さま方が素敵に変身(成長)された事がとても嬉しく思いました。






2013年2月14日木曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~代々木校編~

第3回目は、代々木校からです。


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平成24年秋、注目の新設校、慶應義塾横浜初等部(田園都市線 江田駅)の入学試験会場は広尾にある幼稚舎でした。

慶應系列の小学校が2校となったこと、しかも両校とも同じ広尾が試験会場です。

併願すべきかどうかと、頭をかなり悩ませたお父様、お母様もいらっしゃるようでした。

あるご家庭では、話し合いを重ね、2校併願は、あえてせず、幼稚舎一本に絞り、晴れて幼稚舎へのご入学となりました。

試験会場まで同じというのは今回限りの事とはいえ、慶応大学をお考えのご家庭では、チャンスを2倍にするか、一校に絞り、より明確な志願理由をアピールするのかという苦渋の選択を迫られたケースもあるようでした。

ご相談を受ける私たちも、ご一緒にお子様の将来を見据えた進路選択を考えさせていただきました。

震災により、各小学校の入試志願者が激減した平成24年度。

そして、25年度は、人数の回復を危惧するも、相変わらず高倍率の入試となり、改めて慶應ブランドに憧れる保護者様が多いことを思い知らされました。



また、伝統ある川村小学校では、1回分の受験料で、11月1日・2日の両日受験を可能にしたり、考査日を希望選択制にするなどの配慮で、保護者様にとっては、他校との併願が、しやすくなりました。

2日間の志願者が倍増し、定員数はあるものの考査自体の需要と供給が、好バランスに近づいてきたといえるでしょう。

川村小に合格された保護者様のお話では、ペーパー重視の印象ではなく、「お友だちへの思いやりや、協調性を大事にされたグループ行動観察」のなかでの、ゲーム・体操・絵画の課題のほか、個別が行われ、細かいところにまで気遣いのある指導をしてくださる学校と、より一層この学校への信頼感が増したとのことです。


この秋に受験をお考えのご家族の皆様、「お行儀」から「願書の書き方」まで、万全の体制で応援させて戴きます。


ご一緒に、未来に向かってスタートしましょう。






2013年2月6日水曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~西葛西校編~

第2回目は、西葛西校からです。


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平成24年度には、例年高倍率となる小学校にも震災による影響がみられました。

そして、平成25年度は、前年比ほぼ横ばいの志願者数となりました。

その中、東洋英和女学院小学部は、入試実施日の変更、

川村小学校は入試日を複数日設定で応募者数を倍に増やす結果になりました。

受験者にとってはチャンスが一つ増えましたが、例年以上に厳しい入試になったといえます。


また、『ペーパー』重視の実力校、暁星小学校では、面接形態に変化がありました。

第一次試験を突破した方のみが進める第二次試験の面接では、

両親面接から、親子面接に変更。

面接は、親子で入室し、子供のみ先に着席。

そして、子供が質問に答えている間に保護者は後方で待機し、

質問終了後、子供の隣に着席して面接を受けるという形式でした。

面接内容は、身近な内容で4~5問。

保護者には例年通りの内容ですが、親子同席時の子供の表情や態度の変化も評価のポイントとなったと思われます。

今後も課題を反応よく対応できる知識と判断力のほか、親子の様子をじっくり観る面接は重要となるでしょう。


事前に学校説明会で形式変更のお知らせがあった学校以外は、

出題傾向の大きな変化はありませんでした。

「内容の難易度が年々高くなり、応用学習を身に着ける必要を感じた」

「プリント重視校においても、合格のポイントは行動観察へと変化している」など、

受験された小学校ごとのご感想や貴重な情報を、保護者の皆様よりお寄せいただいております。

例えば、東京女学館小学校では、母子活動時間が長くなり、その為の対策をしっかりとすることが必要とのアドバイスもありました。


形式や、考査内容は、各小学校の独自性がみられ、校風が感じられます。

でも、小学生になる際には、是非とも身につけてほしいといういう要素が折り込まれている点は、どの小学校も共通しています。

小学校受験は、親子で一緒に学ぶという貴重な体験です。

今年も、また新たな気持ちで、そのお手伝いをさせていただきたいと思います。







暁星小【言語分野】 しりとりの問題の例

左端の「りす」に続く絵を右から選び、使わない絵に、○をつけさせる。


2013年2月4日月曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って  ~市川校編~

今回から、リレーコラムでは、何回かにわたって、桐杏学園各校室長による
「25年度小学校入試を振り返って」を掲載したいと思います。

第1回目は、市川校からです。

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千葉県内の私立小学校入試は、前年度と比べて目立った変更点はありませんでした。

受験者数は、多少の増減はあるものの、ほぼ横ばいとなりました。

しかし、それぞれのご家庭での受験校に対する想いは、年々変化が見受けられます。

是非ともこの小学校へという「第一志望校」、そこに「併願校」としての

位置づけの学校を組み合わせた「併願作戦」が浸透しつつあるように感じられました。

そして、入学後を見据え、ご家庭や幼児教室で、しっかりと準備をして

臨まれる方が増えているようです。

各学校も、当然そうした意識や熱意を持ったご家庭を歓迎する傾向にあります。



例年同様、市川地区では市内3校に受験者が集中し、

いずれもペーパー、行動観察、面接等の考査が行われました。

ペーパーテストに関しては、難易度は高くないものの

広い範囲から出題され、そこに思考力を問う問題や、スピードを要求される問題、

根気や注意力を問われる問題など、それぞれの学校の特色が現れた内容でした。

行動観察では、「静」と「動」の異なる複数の課題を通じ、

子供達を様々な角度から見る考査が行われました。


協調性や積極性、コミュニケーション力はもちろん、日常の生活習慣、

自立など、家庭教育のあり方の重要性を再認識する内容でした。

平成26年度入試では、国府台女子学院の新校舎完成による人気上昇や、

日出学園の定員変更に伴う入試の難化が予想されます。

県内外を問わず、お子様に合った学校選びをし、

ゆとりを持って万全の準備をしていただきたいと思います。










2013年1月24日木曜日

ファーストステップ ~2歳児の母子分離~

今回は、桐杏学園西日暮里校からのリレーコラムです。


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先日、嬉しいことがありました。

西日暮里校には、2歳の小さなお子様も通っています。

その最年少クラスの授業でのこと。



昨年11月からスタートした最年少クラス。

最初は、一人で入室するのも不安で、お母様の後押しがないと

なかなか自分から歩みが進まなかったのに、

今は、自分からドアを開けて教室に入り、

重たそうに頭を下げて「おはようございます」と

お母様と一緒に、ご挨拶できるようになりました。

出席カードのシールも、自分で好きなものを選び、一人で貼れるようになりました。

先生に名前を呼ばれると、「はーい!!」と

お母様の方を見なくても、元気よく手を上げて

大きな声で返事ができるようになりました。

大好きな“ままごと遊び”も、お母様の顔が少しくらい見えなくても、

お友だちや先生と楽しく遊べるようになりました。

(2歳児の成長って、目覚しいです)


そろそろ、いいかな・・・?


お母様に、そっと合図し、退室をお願いすると・・・

ものの5分もしないうちに、「・・・ママは?ママーーーー、エーン(涙)、エーン(涙)、

ギャーーーー(大声)」という日々が繰り返されていました。


大好きなお母様の顔が見えないと・・・、

涙、涙、涙・・・

不安になってしまうのです。


この年齢では、当たり前、仕方のないこと。

焦らなくてもよい。

でも、このままでは、いつまでたっても母子分離できない・・・

お母様も悩まれている・・・何とかしなくては・・・

年も改まったことだし、お母様のお気持ちを確かめ、

母子分離決行をお母様とお約束しました。


「来週は、最初から離れてみましょう。

たぶん泣いてしまうと思いますが、

どうぞ、おまかせください!!」



そして、迎えた母子分離決行の日

いつものように授業がスタート


「おはようございます」

「それでは、お名前を呼びます」


「○○○さん」「はーい」  「○○○くん」「はーい」


「では、『トントントントン、ひげじいさん』をやりましょう!!」

お母様の方を振り返ることもなく、先生のまねっこをしています。

とてもいい調子。

お母様に合図し、退室していただく。


すると、気配を感じたのか、手遊びをしていたのに、

お母様の姿がないことに気づく・・・。


「ママ・・・ギャーー(泣く)」


・・・あぁっ、今日もダメかな?

お母様の代わりにギューッと抱っこし、

耳元で、優しく、優しく、愛情たっぷりに安心するように語りかけ、

おひざ抱っこしながら授業に参加。


すると、どうでしょう。

徐々に落ち着きを取り戻し、いつもより短時間で涙がピタッと止まりました。


お母様でなくても、代わり役の先生がそばにいれば、

泣かずに先生の話を聞けたのです。

やったー!!

ようやく、乗り越えられました。

その後、離れて様子を見ていましたが、もう大丈夫。

お母様がいなくても、補助の先生がいなくても、

ちゃんと一人で授業を受けられました。


早速、心配そうに別室で待っているお母様にご報告。

「お母さん、大丈夫ですよ。もう泣き止みましたよ」

「ありがとうございます」この日、一番のお母様の笑顔。


こちらこそ、信頼してお子様をお任せくださり、ありがとうございました。

とても清々しい気持ちになりました。


母子ともに、がんばった一日でした。


これからも、お母様との信頼関係を大切にし、

お子様の成長を見守りたいと思います。







【最年少クラスの作品】




2013年1月8日火曜日

明けましておめでとうございます。

今回は、桐杏学園草加校からのリレーコラムです。

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2013年、新春の幕開けです。



今年は巳年。

聞くところによると、十二支の「巳」は、陰暦4月の異称で、

植物に種子が出来始める時期と考えられ、

「草木の成長が極限に達して次の生命が作られ始めるとき」と解釈されているようです。


そして、蛇は脱皮することから、

古きものを脱ぎ捨てて新しく生まれ変わる「復活と再生」に結びつくとも言われています。

今年は、何か新しいことが生まれ育っていく、とっても良い予感が致します。




お正月、湯島天神へ初詣に行ってまいりました。

合格祈願のお札を頂き、境内のお店で赤い大きな達磨を求めました。

境内は、受験本番を目前にした小学校六年生、中学校三年生、高校三年生と思しき学生さんがたくさんです。

巳年の絵馬に願いを込めて一文字一文字丁寧に書き記す姿、

二礼二拍手そして手を合わせじっと静かに祈り最後に一礼する姿を目の当たりにしたとき

「頑張れ!きっと大丈夫!!」と思わず心の中で叫び、エールを送っていました。


そして、大勢の中にお父様、お母様と手を繋いでお参りをしている一際小さな男の子が目に映りました。

お賽銭をチャリーンと投げ、小さな手をしっかり合わせ

「小学校、ありがとうございました。」

と深々と頭を下げて御礼をしている、かわいらしい声を耳にしたとき、

「小さい僕、よく頑張ったんだね。本当におめでとう!」

と、心の中でたくさんの拍手を贈りました。



何かが生まれる2013年のスタート。



子供たちの「ねえ、先生…」「先生、あのね…」「先生、これって…」の声に

しっかり耳を傾け

「先生は、いつだってここにいるからね。」

「先生は、小さい君たちの応援団長だからね。」と胸を張って言いたいです。


今日も子供たちにたくさんの「元気」をもらいながら

一緒に学べる幸せを感じております。



今年一年がすばらしい年でありますように!