2013年5月25日土曜日

先日、ある私立小学校の新1年生の授業を見せていただきました。

今回は、桐杏学園所沢校からのリレーコラムです。


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先日、ある私立小学校の新1年生の授業を見せていただきました。

「桐杏学園に通っていたお友だちは、ちゃんと頑張っているかな?」

私も保護者の皆様と同じ心境でドキドキです。

教室を見回すと……


見つけました!


目が合うと、にっこり笑顔の子、はにかんだ表情の子。

授業中ですからお話しは出来ませんが、目で挨拶をしてくれました。

少し大きめの制服に身を包んだ1年生は、どの子も先生のお話に一生懸命に耳をかたむけています。

その姿は、りりしく、そして、愛らしく、立派な1年生です。


教室に戻り、子どもたちに「しょうがっこうにいってきました」と報告すると、

「しょうがっこうって、どんなところ?」

「しょうがっこうでは、なにをするの?」

など疑問質問点…。


子どもたちは、疑問解決はよそに、“しょうがっこう”で、やりたいことの話になり、すっかり1年生気分。

(広い運動場で)かけっこをしたい、

けいさんをしたい、

むずかしいじっけんをしたい


等、いろいろですが、子どもたちには目標が持てたようです。


ゴールデンウィーク後の年長は、公開模擬テスト、そっくりテスト、面接模擬テスト、夏期講習と、本格的に頑張る時期になります。

幼児の学習には、近道はありませんから、家庭学習では、じっくり、根気よく取り組んでいきましょう。

でも、お母様が熱くなりすぎて、優しいママから怖いママになりすぎないように。

そして、頑張りが続かないときは、お教室の先生を頼ってください。

  ……秘薬をお教えします。


楽しい、解らないからつまらない、むずかしい、出来なかった事が出来た等、

色々な経験を積めるお教室で、今日も笑顔いっぱいの親子にお会いできることを楽しみにお待ちしています。







2013年5月11日土曜日

今年も、体力テストの季節になりました。

今回のリレーコラムは、桐杏学園市川校からです。


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桐杏学園では、毎年この時期に、年中児と年長児を対象に、体力テストを行っています。



体力テストと聞いて「うちの子は運動が苦手だから…」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、実は、運動の得意不得意と記録の良し悪しは、必ずしも一致するものではありません。


というのも、体力テストで取り組む課題には、子どもの性格や精神力が大きく影響するからです。


例えば、敏捷性を見る積み木の連続跳びでは、すばやい動きとともに、最後まで積み木を蹴らずに跳ぶ“確実性”が求められます。


筋持久力を見るケンケンでは、脚力だけではなく、マットに触れないよう注意を払ったり、諦めずに粘り強く取り組む“忍耐力”も求められます。


この日の課題は、なわとびとケンケン。


なわとびが得意な子ども達は、新記録を出そうと競って記録を更新し合います。

1、2ヶ月前には、1回ずつしか跳べなかった子どもたちも、自己ベストを目指して10回、20回…と軽やかに回数を重ねていきます。

ケンケンでは、1回目の測定を終え「足が痛い~」と言いながらも、ほとんどの子どもがフラフラの脚で2回目に見事に記録を更新していきます。

良い記録が出ることは嬉しいことです。

何よりも、子どもたち自身が成長実感を得やすく、自信につながります。


そして、その結果を導いたのは子どもたちの心の変化です。


少し前までは、口癖のように、すぐに「疲れた~」を連発していた子、

「できないからやりたくない」と、促してもなかなか練習しようとしなかった子、

友だちとの勝ち負けにこだわり、はじめから挑戦しようとしなかった子…。


友だちへの応援が時に度を超えてしまうことがありますが、そのことに気づき、

「心の声で応援してあげるといいんだよ」

と周囲に声をかけてくれる子も出てきました。


運動は、子どもの体と心の両面を大きく発達させると言いますが、

春期講習、そして、年長への進級を経て、子どもたちの心の成長を確かに感じます。


入試まで約半年、子どもたちの小さな変化を見落とすことなく、

喜びを感じながら、ご家族と共に歩んでまいりたいと思います。





2013年4月16日火曜日

小学校 ご入学おめでとうございます

今回は、桐杏学園あざみ野校からのリレーコラムです。


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4月に入り、ピカピカの制服姿を良く見かけるようになりました。

ちょっぴり大きめの制服に大きなランドセル姿は、なんとも微笑ましい光景です。

毎年、この頃になると、秋に卒業していった子どもたちから、嬉しい知らせが届きます。

今年も何人もの教え子からの入学式の写真が送られてきました。

また、「せんせい、あそびにきたよ」と言って、直接見せにきてくれる子どももいます。

どの姿を見ても一人一人教室に通っていた頃の事を思い出してしまいます。


なかなかお母様から離れられなかった子、

みんなの前でなかなか自分の名前が言えなかった子、

きちんと座れずいつも物を落としてばかりいた子、

問題がわからないと言って泣き出してしまった子・・・。


今はすべて懐かしい思い出です。


この仕事をしていると、いつも子どもたちからたくさんのパワーをもらいます。

そして、日々成長していく姿を見ることが出来ます。

幼児教室の教師の特権でしょうか。


今日もまた、「こんにちは~」と、元気に教室に入って来てくれる子どもたちから元気をもらいながら、ここあざみ野教室で頑張っています。





新一年生の皆様、ご入学おめでとうございます。



















2013年4月11日木曜日

子育てを頑張っているお母様へ

今回は、2013年3月に開校した、桐杏学園国立校からのリレーコラムです。


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昔、ヨーロッパのある国では、傍らにバイオリンとコインを置き、生まれたばかりの赤ちゃんが最初に触った方の道を選ばせた、というお話しがあります。

バイオリン=芸術の道か、コイン=商売(学問)の道か。

昔は、将来の選択肢が限られていました。




今回のコラムでは、バイオリンの話をしてみたいと思います。

バイオリンは、とてもシンプルな楽器ですが、演奏会には欠かせない楽器の一つです。

大人サイズで、重さは500グラム前後、弓の重さは50グラム前後。

中は空洞で、木材を樹脂で接着しているだけですが、中に「魂柱(こんちゅう)」という柱が表板と裏板を支えています。

そして、弦はたった4本。弓の毛は馬の尻尾。


そんなシンプルな構造なのに、多彩な音色と複雑なメロディーを奏でられるのはなぜでしょうか?

調弦をしなければいけないし、音を出すのが大変です。

さらに、バイオリンから澄んだ音色を出し、バイオリンを弾きこなすのはとても難しいです。



バイオリンも色々ですが、今お話ししたのは、新しいバイオリン。

オールドバイオリンはどうでしょうか。

オールドバイオリンの代表格はストラディバリウス。

皆様も、ご存知でしょう。

300年近く前のストラディバリウスは、現在600挺ほどあると言われています。

作者のストラディバリは、90歳代まで長生きし、晩年まで製作していました。

ストラディバリ父子3人で、沢山作りましたが、保存状態の良いもの、黄金期に作られたものは、希少価値があり、高値がついています。



ストラディバリウスとは、どんな楽器なんでしょうか。

弾く人を選ぶ楽器。荒馬のような楽器で、名人でもなかなか音が出せない楽器、と言われます。

音が出るようになるまで、少なくとも半年から1年はかかるそうです。

その素晴らしい音色の謎はニスにあるのか、構造以外の何があるのか、謎に包まれており、『ストラディバリウスの謎』と言われています。





その謎に包まれた荒馬相手も大変ですが、お子様相手の子育ても大変です。

無意識と本能が大半を占める乳幼児期は、そんなシンプル楽器バイオリンと似ています。

正しい音程を追求し、練習を重ねないと澄んだ音色は出ません。

子どもは、手をかけなくても大人にはなれますが、立派になるかどうか保証はありません。

子育ても『魂柱』をしっかりさせて、調弦して、やるべき事を継続させることが大事だと思います。



また、バイオリンの上達には基礎練習が大切であるように、お子様のすべての上達には、基礎が大切です。

超絶技巧を誇る天才バイオリニストも基礎練習を欠かしません。

ご家庭での子育てで難しいのは、さじ加減だと思います。

厳しくし過ぎたり、甘やかしてしまったり加減が難しい。





私たち、幼児教室教員は、目標校合格という目標に向けて、優しく厳しく、引いたり押したり導かせて頂いています。








2013年3月26日火曜日

これから小学校受験に臨まれる方々へ ~卒園生のご父母からのメッセージ~

今回は、桐杏学園朝霞台校からのリレーコラムです。


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志望校に合格されたご父母の皆様とお話させていただきました。


その中からこれから入試を迎える皆様にとって、ちょっとしたヒントになりそうなお言葉をいくつかご紹介させていただきます。


◆「毎朝、幼稚園に行く前の30分を学習時間に充てました。制限時間があると集中力も高まります。」

…お忙しい登園前の貴重な時間を学習に充てることは大変だったと思います。

焦る気持ちを抑え、冷静にお子様と向き合うお母様、なかなかできることではありません。



◆「幼稚園で、その日にあった出来事を子どもに話させました。」

…お母様、お父様が共感しながら聞いてくださることは、お子様にとって嬉しいことです。

さらに、表現力を育てていくことにもなり、とても良いことです。



◆「子どもと散歩をするときには、何か小さな発見を共有し、一緒にどうしてかなぁと、考えることを楽しみました。」

…子ども目線で見渡してみると、見慣れた景色のなかにも『不思議』がいっぱいあります。

それを教えるのではなく、共有できるお父様、お母様、素敵ですね。



◆「お手伝いをする子どもの様子を家族で見守ってきました。家族の助けになっていることが、とても嬉しいようでした。」

…人の役にたつ喜びは、お子様を大きく成長させるきっかけにもなります。そして、ご家族の方々から誉められることは、いろいろなことに挑戦していくときの意欲にもつながります。



◆「空き箱を使って、『紐結び』や『お箸運び』さらに『カード遊び』などで、楽しみました。

…さぁ、お勉強と構えなくても、遊びの中からも学習が始まります。今日は、何をするのかな?とワクワクする気持ちで身につけたことは定着度も高いものです。



◆「自転車に乗っているときも、周囲を気にしながら、面接の練習をしてみました。『風が吹いていて聞こえなかったから、もう一度言ってみて』と元気な声で答えさせる練習になりました。」

…安全と人目に注意しながらの特訓ですね。お母様とのこの練習が楽しかったのでしょうか。私にも、その様子をお話ししてくれました。



◆「小学校入試を経験しなければ、これほど子どものこと、父親として、母親として、家族の教育方針…と夫婦で話し合うこともなかったと思います。良い経験になりました。」

…お父様、お母様のお気持ちに寄り添い、お子様の個性を大事にして、ご希望をかなえることができますように、努めていきたいと思います。






2013年3月20日水曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~西日暮里校編~

ラストは、西日暮里校からです。


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『毎年、希望者が多い筑波小について』



毎年、西日暮里校には『国立』小受験志望の方が、多く足を運ばれます。

国立3校(筑波・お茶の水・学大竹早)にお住まいが近いので、『小学校受験をする』ことが自然な雰囲気なのでしょう。

H25年度入試は、3校とも考査内容に大きな変化は見られませんでした。

毎年4000名近い出願者が殺到する筑波大付属小を例に、小学校入試をみていきましょう。


この学校では、月齢別に、A(4~7月生)・B(8~11月生)・C(12~3月生)グループにわかれて考査を行います。

特に、Aグループは、入念な準備をしていないと厳しいといえます。

『ペーパー』は、満点を取るくらいの気持ちで臨み、その他の項目も、何でもそつなくこなしていけるまでの訓練が必要です。

Bグループは、Aグループほどではないとはいえ、同程度の難易度までの課題を経験しておくと安心できます。

Cグループは、月齢考慮ゆえ、3グループの中で、一番難易度が低いという点では有利ですが、最後まであきらめず、粘り強く取り組む精神力は育てておきたいものです。

筑波の考査内容は、例年通りの『ペーパー』、『口頭試問』、『制作』、『体操』、『行動観察』でした。

『ペーパー』は、2枚。話の記憶(全グループ)と重ね図形、オセロ、対称図などと、グループによって異なります。

重ね図形、対称図などは、過去問と類似していることがあります。しかし、指示を正確に聞き取り、その通りに行えるかが、鍵となります。

問題を見た途端「あっ、これ、知ってる。やったことある」と思い、瞬時に答えを考え始めてしまい、問題の指示が、耳に入らなくなるお子様もいらっしゃいます。

自分が思ったとおりの指示であればいいのですが、そうでなかったときを想像すると、恐ろしくなります。

なによりも落ち着いて話を聞く態度が求められるのです。

また、制限時間が短く、素早い判断力も要求されます。


『口頭試問』は、名前、好きな食べ物、誰と来たか、など一般的な質問なので、あらかじめ準備をしておけば大丈夫です。

先に行われる私立小受験を経験しているお子様であれば、難なく答えられる内容です。


『制作』は、グループにより、難易度の差がありますが、紙をちぎる、紐を結ぶ、クーピーで塗る、シールで留める、のりで貼るなどの要素は共通です。

いきなり入試問題をやってみるのではなく、それぞれの要素が含まれる活動を日常生活で体験しておくことをおすすめします。

H25年度の『体操』は、全グループとも、マットで前転した後に、‘クマ歩き’。

前年度は、‘クマ歩き’のみでした。

しかし、過去にも前転と‘クマ歩き’が出題されたこともあり、対策講座である『筑波特講』など、幼児教室の講座を受講していれば、お馴染みの体操なので、慌てず対応できたはずです。


『行動観察』は、スポンジ積み木を高く積む競争、スポンジ積み木で船やお城を作るなどの出題で、昨年も行われており、予想通りでした。

お友だちとの関わりをみる『行動観察』のテストは、学級運営をしていくうえで、非常に重要です。

いくら、ペーパー処理能力があっても、この場面で人に迷惑をかける行動や、場を乱す言動がみられると、合格は厳しくなります。



このように、子どもの総合力を見られるため、過去問をやれば対応できるかと思いきや、やはり付け焼刃の学習では、なかなか合格は勝ち取れません。


筑波に限らず、小学校受験は、受験生が5,6歳の幼児であることを十分踏まえ、志望校で出題されると思われる課題の経験を多く積み、不安なく当日を迎えさせてあげることが大切です。










筑波大付属小【制作】Bグループ男子の例


2013年3月15日金曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~草加校編~

第8回は、草加校からです。



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埼玉県には、5つの私立小学校(開智・さとえ学園・西武学園文理・星野学園・浦和ルーテル学院)と、1つの国立小学校(埼玉大学附属小学校)があり、いずれも毎年、県内県外を問わず、多くの受験生がいらっしゃいます。

ここ、桐杏学園草加校にも、埼玉県はもとより、東京、千葉、遠くは群馬、茨城からも、25年度小学校入試を目指して、がんばるお子様が集まりました。

都内や千葉の私立小学校を志望なさる方もいらっしゃいますが、何といっても、アクセスの良い開智小学校、さとえ学園小学校は地域の人気校です。

そして、今年も無事合格のご褒美もたくさん頂くことができました。



今回は、一番受験生の多かった開智小学校の入試を振り返ってみます。

この小学校の入試は都内より1ヶ月早い9月29日でした。

面接は、それ以前に行われるので、夏休みが終わるともう、入試本気モードいっぱいで、秋を迎えました。

面接は親子別々に行われます。

子どもの面接は様々な問題提起をして、子どもの発想や意見を聞く口頭試問であり、子どもらしさの中に、しっかりとした自分の考えを持っていることを求められます。

そして、面接と同日に行われる『自己発信』(自己アピール)が、この学校の特徴です。

自分の得意分野を披露することにより、自分というものをより良く知ってもらうための時間です。

上手下手というよりも、その時間、その空間を最大限に生かして如何に自分を表現し、相手(先生)とのコミュニケーションを楽しめるかが大切です。

本当にユニークなテストですね。

子どもたちは、大人の心配をよそに「あー、おもしろかった。」と会場を出てくることも多く、そのようなお子様が合格も頂けていました。

考査も特徴的で、ペーパー問題はカラーで、本のようなしっかりとした冊子になっており、ペーパーA(15ページ)、ペーパーB(12ページ)にわかれています。

聞き取り(推理)問題、ことばの問題、数の操作がペーパーA、推理思考、条件空間類推がペーパーB。

どちらも問題数が多く、柔軟な思考力と、てきぱきとした判断力、スピードを要します。

ペーパーAは、昨年とほぼ同様の傾向でしたが、特にペーパーBは、毎年先生方が趣向を凝らして御作りなので、考査後話題にも上り、楽しみでもあり、ドキドキでもあります。

問題の条件を聞き漏らすと全滅になり兼ねないので要注意です。


ペーパーのほか、手先を使った花火の貼り絵、1グループ10人で、与えられた材料を使い、体育館いっぱいにお弁当の中身を作る集団制作、けんけん(棒5本をジャンプ)・マット(前転2回)・熊歩き・ボール投げの連続運動がありました。

受験期が早いことで、この内容は開智小学校に限らず、都内や千葉、国立の小学校にも良い影響と結果をもたらしておりました。

健康な体と逞しい心を持ち、お友だちとの関わり合いの中で、協調性と積極性を持つことの大切さを感じます。

そして何よりもしっかりとした準備が肝要です。