「もう一度!」先生の厳しい声が
体操室に響きました。
一人の男の子がうつむいてしまいました。
ケンパをするのを忘れてゴールして
しまったのです。
気を取り直して再チャレンジする男の子。
すると、子どもたちの「がぁんばれ!
がぁんばれ!」の掛け声と手拍子が
始まりました。
がんばる仲間を応援する掛け声は先生が指導したのではないそうです。
子どもたちの間から自然に湧き上がってきたものなのです。
明るい顔でゴールする男の子。
笑顔で迎える子どもたち。
みんなでがんばろう。みんなで合格しよう。
この子達の気持ちは、きっと叶うはず。
今年も桐杏の生徒たちの喜びの顔が期待できます。