2013年1月8日火曜日

明けましておめでとうございます。

今回は、桐杏学園草加校からのリレーコラムです。

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2013年、新春の幕開けです。



今年は巳年。

聞くところによると、十二支の「巳」は、陰暦4月の異称で、

植物に種子が出来始める時期と考えられ、

「草木の成長が極限に達して次の生命が作られ始めるとき」と解釈されているようです。


そして、蛇は脱皮することから、

古きものを脱ぎ捨てて新しく生まれ変わる「復活と再生」に結びつくとも言われています。

今年は、何か新しいことが生まれ育っていく、とっても良い予感が致します。




お正月、湯島天神へ初詣に行ってまいりました。

合格祈願のお札を頂き、境内のお店で赤い大きな達磨を求めました。

境内は、受験本番を目前にした小学校六年生、中学校三年生、高校三年生と思しき学生さんがたくさんです。

巳年の絵馬に願いを込めて一文字一文字丁寧に書き記す姿、

二礼二拍手そして手を合わせじっと静かに祈り最後に一礼する姿を目の当たりにしたとき

「頑張れ!きっと大丈夫!!」と思わず心の中で叫び、エールを送っていました。


そして、大勢の中にお父様、お母様と手を繋いでお参りをしている一際小さな男の子が目に映りました。

お賽銭をチャリーンと投げ、小さな手をしっかり合わせ

「小学校、ありがとうございました。」

と深々と頭を下げて御礼をしている、かわいらしい声を耳にしたとき、

「小さい僕、よく頑張ったんだね。本当におめでとう!」

と、心の中でたくさんの拍手を贈りました。



何かが生まれる2013年のスタート。



子供たちの「ねえ、先生…」「先生、あのね…」「先生、これって…」の声に

しっかり耳を傾け

「先生は、いつだってここにいるからね。」

「先生は、小さい君たちの応援団長だからね。」と胸を張って言いたいです。


今日も子供たちにたくさんの「元気」をもらいながら

一緒に学べる幸せを感じております。



今年一年がすばらしい年でありますように!