2013年8月1日木曜日

~合格に向かって~ この夏にしておきたいこと

今回は、朝霞台校からのリレーコラムです。

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暑い日が続いています。教室への送迎にいらっしゃるお父様、お母様のお姿に合格への思いに応えていく責任をより強く感じる日々です。

テストの結果から焦りが生じやすいのも、 例年この時期です。  ご自身のテストなら・・・。

でも、小学校・幼稚園の試験会場で実力を発揮していくのは、お子さまです。
そのお子さまの気持ちに寄り添って準備していくことは、合格への道のりとしてもお子様の成長にとっても、とても大事なことと思います。

保護者の皆様から多く寄せられるご質問にお答えしておきます。


お話をどうしたらよく聞くことができるようになるのかしら・・・

お話の記憶の課題、そして口頭試問・・・。
うちの子はお話しをきちんと理解できているのだろうか?
心配になりますね。

ここでお子さまの気持ちになって考えるために、お父様、お母様が問題にチャレンジしてみるのもよいでしょう。ご自身で取り組んでみられると、お子さまの頑張りを実感できるものです。お話の中のどんな部分に戸惑うのか、メモをとらずに記憶することの難しさがわかってくることがあります。
「おかあさんも迷ったわ。よく聞いていたわね。」と1つでも出来ていたところを褒めてあげると、もっと聞いてみようと意欲が高まります。


面接では自分の考えをしっかり言えるのかしら・・・

お家ではいろいろ話してくれているのに、初めての人の前では口を閉ざしてしまう。ご家族の方々との会話のように安心して話ができるといいのですが。
人前で話し慣れているお子さまはめったにいません。大人でも緊張してしまうものです。
せめて第一声の元気な挨拶が出来るようになれば、続く言葉も出やすくなるものです。幼児教室の入口での大きな声で挨拶をするのも練習につながっています。
ご家庭でもしっかりと挨拶をさせることが訓練になります。

多くの小学校では、優しく問いかけて、子供たちの可能性を引き出すような面接が行われています。強いプレッシャーの中での面接というのはあまりないようです。
とはいっても、「なぜですか」「どうしてですか」と続けて質問をされると詰まってしまうことが多いものです。これも子供の気持ちに添って考えてみましょう。
例えば、オムライスが好きな理由を問われても即答できるでしょうか。大人でも普段から考えていないと答えられないものですね。
日常の生活の中でも「なぜかしら」「どうしてなの」とお子さまに問いかけて、考える習慣をつけておくとよいでしょう。「おかあさまがこころをこめてつくってくれるからです」といった優等生の答えでなくてもいいのです。「ケチャップがいっぱいかかっているからです」でもいいのです。お子さまの考えを型にはめようとすればするほど子供たちは口を閉ざしてしまうものです。


第一志望校に合格されたお母様より「面接で(お子様が)ひとり前にいて小学校の先生方と一所懸命話している姿を見て、こんなにも成長したんだと胸がいっぱいになりました。」と伺ったことがあります。

    
これから、夏期講習、面接テスト、直前講習とお子様が授業を受講していくことがたくさんの経験となって豊かに成長される時間が続きます。教室にお通いくださることが、みなさまの喜びになられますよう、ご一緒していきたいと思います。