2013年8月22日木曜日

~小学校受験 面接練習で気をつけたいこと~


今回は、桐杏学園本部からのリレーコラムです。

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お盆が明けると小学校・幼稚園の受験では、いよいよ本番ムード。ペーパー練習や制作系の練習に加え面接練習にも力が入ります。

桐杏学園のホームページでも面接の特集をしていますが、試験当日のことを考えると不安が募るばかりという方も多いようです。

どのご家庭でも各校の教育方針や校風に合わせた志望理由をご熱心にまとめられています。親子面接こそが、お父様とお母様にとっての張り切りどころです。しかし、忘れてはいけないのが、主役はあくまでもお子さんだということです。


「好きな昔話は何ですか?」
「ももたろう」
「桃太郎のどんなところが好きですか?」
「・・・(無言)・・・」

ここで詰まっても親はじっと我慢、と判っていても辛いものです。
「はい、いぬや さるや きじと きょうりょくして おにを やっつけるところです。」などと初めからスラスラと返答できるお子さんはいません。しかし、面接では単語だけで終わる答えは許されません。練習では単語からどんどん派生させた応答を繰り返します。


「好きな食べ物はなんですか?」
「ぶどうです。たねのない ぶどうが すきです。」
「嫌いな食べ物はなんですか?」
「・・・(無言)・・・」

同様に、お母様に褒められたことにはスラスラ答えられても、叱られたことには沈黙してしまうお子さんも多いようです。お母様の顔色を窺うお子さんもいます。
面接ではとびきりのよい子でなければいけないと感じてプレッシャーがかかっているのです。「○○さんは本当によい子です。だからピーマンが嫌いなら堂々と嫌いと答えていいのよ」と教えてあげると、明るい笑顔で自信を持った答えが返ってくるようになります。


子供だけ、親子別に面接という形式の学校もある中で、敢えて親子面接をする意味を考えておくことも面接成功の秘訣です。日頃の親子関係を知りたいというのが主な理由です。
付け焼き刃の対策は通用しませんと受験を終えたお母様方はおっしゃいます。長男の時は準備も念入りに答え方を直前まで暗記していたのに当日緊張して…。そんな苦い経験から次男の時は、お行儀も受け答えも自然な流れで出来るように早めに準備を始めという方もいらっしゃいました。当日は自然体で臨め、結果も無事合格。念入りな準備は実を結ぶことを実感したそうです。

お子さんが『自然体』で面接を迎えられますよう念入りな準備、頑張りましょう。尚、桐杏学園のホームページでは『面接の受け方と注意』で面接のポイントを特集していきます。ご一覧ください。



『面接の受け方と注意』について詳しくお知りになりたい方はこちらもご覧ください。











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