2013年3月9日土曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~松戸校編~

第7回は、松戸校からです。



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常磐線沿線の小学校受験に、H26年度新設の江戸川取手小学校が、新風を巻き込むであろう、とささやかれ始めています。

では、これまでの受験状況はどのような様子だったのでしょうか。



松戸市内の聖徳大附属小学校は、20名ほど合格者を増やし、幼稚園から女子大までの地域に根ざした教育が評価されています。

中学進学時に他校受験をする男子には徹底した学力をつけさせることも、「和」の精神を重んじる建学理念と共に人気の要素となっています。



「一人一人の子どもが輝く学校」を目指すという千葉日本大学第一小学校は地元船橋や医科系の大学に進ませたいとお考えのご家庭を中心に人気があります。

また、あらゆる学部・学科のある日本大学までの一貫教育体制も魅力です。



千葉県唯一の女子校、国府台女子学院小学部は、堅実な女子教育と確かな大学進学率を誇る学校です。

例年に比べ広き門となりましたが、新校舎完成を機に、H26年度入試は難化が予想されます。



隣合わせに立地する日の出学園小学校は、例年通りの出願者数となりましたが、H26年度の募集定員を102名に減員することが既に決定しています。当然、難化が予想されます。

これは、1クラスの人数を減らして、より密度の濃い指導を充実させることがねらいとのことです。

この趣旨には大いに歓迎するところですが、多少の倍率変動に打ち勝てる受験対策が求められます。



昭和学院小学校は、推薦・一般とも例年通りの出願数で人気は健在のようです。

千葉県内の私立小のペーパーテストは、難易度は標準的ではあるものの、幅広い分野をきちんと学習しておくことが求められます。

さらに、倍率の上昇が予想されている小学校に限らず、よりきちんとした受験対策が求められることはまちがいありません。