第3回目は、代々木校からです。
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平成24年秋、注目の新設校、慶應義塾横浜初等部(田園都市線 江田駅)の入学試験会場は広尾にある幼稚舎でした。
慶應系列の小学校が2校となったこと、しかも両校とも同じ広尾が試験会場です。
併願すべきかどうかと、頭をかなり悩ませたお父様、お母様もいらっしゃるようでした。
あるご家庭では、話し合いを重ね、2校併願は、あえてせず、幼稚舎一本に絞り、晴れて幼稚舎へのご入学となりました。
試験会場まで同じというのは今回限りの事とはいえ、慶応大学をお考えのご家庭では、チャンスを2倍にするか、一校に絞り、より明確な志願理由をアピールするのかという苦渋の選択を迫られたケースもあるようでした。
ご相談を受ける私たちも、ご一緒にお子様の将来を見据えた進路選択を考えさせていただきました。
震災により、各小学校の入試志願者が激減した平成24年度。
そして、25年度は、人数の回復を危惧するも、相変わらず高倍率の入試となり、改めて慶應ブランドに憧れる保護者様が多いことを思い知らされました。
また、伝統ある川村小学校では、1回分の受験料で、11月1日・2日の両日受験を可能にしたり、考査日を希望選択制にするなどの配慮で、保護者様にとっては、他校との併願が、しやすくなりました。
2日間の志願者が倍増し、定員数はあるものの考査自体の需要と供給が、好バランスに近づいてきたといえるでしょう。
川村小に合格された保護者様のお話では、ペーパー重視の印象ではなく、「お友だちへの思いやりや、協調性を大事にされたグループ行動観察」のなかでの、ゲーム・体操・絵画の課題のほか、個別が行われ、細かいところにまで気遣いのある指導をしてくださる学校と、より一層この学校への信頼感が増したとのことです。
この秋に受験をお考えのご家族の皆様、「お行儀」から「願書の書き方」まで、万全の体制で応援させて戴きます。
ご一緒に、未来に向かってスタートしましょう。