2013年2月20日水曜日

平成25年度 小学校入試を振り返って ~所沢校編~

第4回は、所沢校からです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

所沢校では、「年中」からお通いのお子様が多く、
この時期から楽しく通園し、机に向かうこと・勉強することに自然に慣れて頂きました。

「習うより慣れよ」という言葉があるように、実際に経験して体で覚えていくことが非常に大切です。

幼児教室の新年度は11月ですが、埼玉の私立小入試は9月に始まります。

幼稚園でも「年長さん」とよばれる4月には、受験まで半年を切り、母子ともに忙しくなっていきます。

この時期から小学校の学校説明会や学校行事などが始まります。

興味のある学校・志望する学校へと可能な限り、足を運ばれるお母さま方のスケジュール表は、いっぱいになります。

そのご苦労が、願書を書く際の志望理由や保護者面接の土台になります。


願書を書く練習、面接の練習も、一朝一夕で出来るものではありません。

お母さま、お父さまには、春から秋の本番まで、幼児教室に足を運んでいただきます。

そして、教室では、そのお手伝いと指導をさせて頂きました。

それぞれのお子様の個性とご家庭の教育観やご希望をお聞きし、それをいかに表現し伝えられるかをご一緒に考えさせて頂きました。

また、模擬テストなども出来る限り受けて頂きました。

お子様にとって、生まれて初めての受験です。

テスト慣れ(場慣れ)は大切です。

お母さま、お父さま方には、その点数や判定に一喜一憂したり、指示行動の難しさに、ため息をつかれる事も多く見受けられました。


そして、暑さ真っ盛りの夏期講習、直前講習にも毎日お通い頂きました。

「時間をあけると、すぐ忘れてしまう」のは、幼児期には当然のことです。

それは、お母さま、お父さま方も日頃実感されていることと思います。

毎日通うことで、柔らかいお子様たちの頭と体にしっかりすり込まれていきます。

指示行動・行動観察・体操・共同制作などを毎日訓練することによって、集団での思いやり・協調性なども学んでいき、夏から直前までの成長は著しく、頼もしささえ感じられてくるものです。

毎日楽しく通う笑顔に溢れていたお子様たちの姿がとても印象的でした。


お母さま、お父さま方も「出来る限りのことはやった、頑張った」というお気持ちで臨まれ、達成感のある受験、そして合格に繋がりました。

「小学校受験」という緊張感の中、お母さま方の間での思いやり・励ましあい、・優しさに温かい一体感が感じられました。

また、身のこなし・謙虚な気持ち等、お母さま方が素敵に変身(成長)された事がとても嬉しく思いました。